ヒトツバ(ひとつ葉)
学名 Pyrrosia lingua
ウラボシ科ヒトツバ属
和名 イワノカワ(岩の皮)
生薬名 石韋(せきい)
シダ類の胞子葉は、ちょっとね~
ヒトツバの胞子葉は、あまり気持ち悪くない。
胞子葉 胞子をつけるように特別に形態が変化した葉。
胞子は胞子のうに入って形成されるので、胞子のうをつける葉、
と言ったほうがよいかも。
ヒトツバの乾燥葉の石韋の薬効は、泌尿器系の諸疾患に効き目があるとされている。
日本最古の植物の書物 本草和名(ほんぞうわみょう)には、石韋の漢名に対して和名のイワノカワ(岩の皮)をあてている。
本草和名(ほんぞうわみょう)
本書は醍醐天皇に侍医・権医博士として仕えた深根輔仁が延喜年間に編纂した。唐の『新修本草』を範に取り、その他漢籍医学・薬学書に書かれた薬物に倭名を当てはめ、日本での産出の有無及び産地を記している。当時の学問水準より比定の誤りなどが見られるが、平安初期以前の薬物の和名をことごとく記載しておりかつ来歴も明らかで、本拠地である中国にも無いいわゆる逸文が大量に含まれ、散逸医学文献の旧態を知る上で、また中国伝統医学の源を探る上でも貴重な資料である。また、丹波康頼の『医心方』にも引用されるなど後世の医学・博物学に影響を与えた。また、平安時代前期の国語学史の研究の上でも貴重な資料である。
ウィキペディアより
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